Vol.15　『脳・神経の疾患』

脳血管障害として脳梗塞（アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症、ラクナ梗塞）や脳出血、くも膜下出血の原因・病態について、病理像や臨床画像を交えて詳しく解説します。また、硬膜外血腫・硬膜下血腫の特徴や、脳ヘルニアの種類と症状についても見ていきます。さらに、脳・神経系の感染症として髄膜炎や脳炎、クロイツフェルト-ヤコブ病、変性疾患としてアルツハイマー病やパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脱髄疾患として多発性硬化症、脳腫瘍として膠芽腫や髄膜腫、髄芽腫を中心に、それぞれの特徴を紹介していきます。末梢神経の疾患では、代表的な末梢神経障害であるギラン・バレー症候群のほか、末梢神経腫瘍としてシュワン細胞腫と神経線維腫についても見ていきます。

原案監修：本間 琢（埼玉医科大学 国際医療センター 病理診断科 教授）

■総論

Vol.1 　『細胞・組織の障害』

Vol.2 　『炎症と免疫』

Vol.3 　『感染症』

Vol.4 　『循環障害』

Vol.5 　『代謝障害』

Vol.6 　『先天異常と遺伝子異常』

Vol.7 　『腫瘍』

■各論

Vol.8 　『循環器系の疾患』

Vol.9 　『血液・造血器系の疾患』

Vol.10　『呼吸器系の疾患』

Vol.11　『消化管の疾患』

Vol.12　『肝・胆・膵の疾患』

Vol.13　『腎・泌尿器・生殖器系の疾患』

Vol.14　『内分泌系の疾患』

Vol.16　『骨・関節・軟部の疾患』